地方への移住の中でも人気の高いのが沖縄です。青い空と広い海といった沖縄独特の風景をすぐに思い浮かべる人は少なくありません。では実際に沖縄への移住は本当に現実的なのでしょうか?
旅行は楽しいが移住はハードルが高い
恐らく多くの人が沖縄旅行をきっかけに移住を考え始めるのではないでしょうか?私も沖縄旅行の楽しい経験があるので考えたことがあります。
しかし沖縄は移住する人も多いですが、戻ってくる人も多いそうです。理由は人それぞれだと思いますが一番の原因は「理想と現実のギャップ」ではないでしょうか。
旅行で観光地を回るのと実際に毎日住み続けるには大きな違いがあります。沖縄生活の最大のハードルは「失業率の高さと時給の安さが半端ない」ということです。
特に一家の稼ぎ頭である男性(多くの場合)であるならば仕事そのものが少ない、給料が安いというのは大きな問題です。本当に沖縄に住み続けることができるのか真剣に考える必要があります。
また地域の問題もあります。沖縄でも那覇であれば本土からの移住者が多く田舎暮らしとはゆかないかもしれません。また本土の田舎とは違って島の田舎は独特の因習があるので本当に馴染めるのか入念な下調べが必要です。
体調ゆえに移転するケース
人によっては体調不良を理由に沖縄へ移転するケースも見うけられます。
これは年配者のケースですが、心疾患を患っており東京(冬場は0度前後まで下がる事もある)に住んでいても冬の時期はきついので沖縄に越されて来たとのことです。
このように目的が明確なものであれば沖縄への移住もありだと思います。
別のケースとしては感情的な病を患っている方が転地療法の一環として一時的な移住を検討されるかもしれません。信頼できる担当医と話し合いのうえ決定することができるでしょう。
結局は別荘暮らしが一番楽しい(と思う)
いろいろ考えた挙句、別荘暮らしが一番楽しいのではないかと思います。都会の便利で快適な暮らしを享受しつつも、気晴らしにビーチの見える家に遊びに来る。
しかしこれを実行できるのは経済的にかなり裕福な一握りの人たちかもしれませんね・・
本格的に移住を検討している方は「現実」にどんな問題が起こりえるかを十分に確認する必要があるでしょう。現実を承知のうえで沖縄へ移住するならば満足の行く生活を送ることができるでしょう。