通勤時の駅

田舎への移転に関して現在仕事をしているならば最大の問題は「今の仕事をどうするのか?」ということになります。考えなければならない点を挙げてみましたので、今の状況と照らし合わせて検討されてください。

本当に仕事を辞めるべきなのかを考える

現在務めている会社を本当に辞められるかは大きな問題です。これはあくまでも私個人の一意見に過ぎませんが「自分がいなくても会社は回る」というのが率直な感想です。

会社を辞められない理由は金銭的な理由以外にもあるでしょうか?もし今の仕事にやりがいを感じているのであれば、田舎暮らしのために無理に会社を辞める必要もないと思います。

別荘のような形式で購入、あるいは賃貸で週末型の田舎生活をしたり、週末の小旅行を楽しむ形式でも構わないでしょう。

反対に、何らかの「逃げの理由」で会社を辞めることと田舎暮らしを始めることを連結しているのであれば、注意が必要です。

問題の根が今の会社にあるのか、あるいは自分の対処の仕方(自分自身の考え方や性格)にあるのか正直に考えてみることをおすすめします。なぜなら田舎に行って環境を変えても自分を変えない限り、必ず形を変えて別の問題が出てくるからです。

早期退職しても生活は可能か?

ある年齢の世代の方にとっては「早期退職」というのも選択肢の一つして挙げることができます。この場合に考えなければならないのが金銭面との兼ね合いです。

仮に早期退職を選ぶのであれば、退職金を含めた現在の預貯金と年金開始時点までの生活が賄えるかを考えます。

さらに早めに退職する分大抵の場合は厚生年金→国民年金に加入が変わるので、年金受給開始後の収入も前もって計算しておく必要があります。

恐らく定年よりも数年早く退職する程度であればさほど金銭的に大きな問題は生じることは少ないでしょう。

移転先で新たに仕事を始めるられるか

今の会社を退職して田舎で新たに仕事をしながら生計を立てることもできます。この場合雇用されて働くのか自営で働くのかにもよりますので、こちらを参照されてください。

最終的には家族できちんと話し合おう

今の仕事を続けるかどうか、田舎への移転といった人生の中でも大きな決定となり得ることなので、ぜひ家族と事前に十分話し合われることをおすすめします。

家族はきっと田舎暮らしに関して様々な意見をもっており、自分が考えもしなかったことを気付かされたり、意外と乗り気で協力的ということもあるかもしれません。