沖縄の風景

これから田舎暮らしを検討される方はどこの地域で住むか考えられると思います。おすすめしたい地域は「気候の比較的温暖な地域」です。ここではその理由は取り上げたいと思います。

寒冷地よりも温暖な地域が過ごしやすい理由

例えば、現在都市部に住まわれている方が田舎暮らしを検討するに当たり、寒冷地で暮らすとなるとかなりの環境の変化が求められます。

地域によっても異なりますが、冬の気候が厳しいと環境の変化について行けずに体調を崩される方もおられます。さらに寒冷地では冬の暖房費が余分にかかったり、雪かきや雪下ろしをしなくてはならない地域もあります。

つまり、寒冷地には独特の大変さがあるのです。

生活の目的にもよりますが、純粋に田舎暮らしを楽しみたければ温暖な地域の方が暮らしやすいというのが寒冷地に住んでいた私の正直な感想です。

気候が温暖だと冬も比較的過ごしやすく、小さなビニールハウスでもあれば冬でさえ野菜の栽培も可能です。気候の温暖な地域の方が暮らしやすく、毎日が穏やかに過ぎてゆくのを感じます。

東京から比較的近場だと、例えば千葉の房総地域は冬も東京よりも暖かく温暖なので暮らしやすいと言えるでしょう。目安としては、冬場の最低気温と風速の平均、降雪量を見ると寒いかどうかが大体分かります。

理想的なのは冬の時期も比較的温暖で早い春を楽しめる地域です。雪が降らなければ活動の制限になるものが少ないので、田舎でも快適に過ごすことができるでしょう。

寒冷地の田舎でも良い理由

反対に、寒冷地の田舎のほうが暮らしやすいこともあり得ます。例えば「夏だけ別荘暮らしで冬は来ない」方にとっては高原などの寒冷地のほうが夏は断然過ごしやすいです。

他にもウインタースポーツや冬のレジャーを楽しむために移住したい方ならば、寒冷地に住むことは対して問題となりませんね。

さらに、温泉地と言うのは意外と比較的寒い地域にあるかもしれません。

例えば群馬県の草津温泉は保養所としても有名な地域です。崩してしまった体調を整えるために引っ越してこられる方も少なくない地域です。

歩いて行ける距離に無料の温泉があったり、コンドミニアムタイプのマンション内にも温泉があるなど充実しています。草津の冬はとても寒いのですが毎日温泉に入れば冬でも暖かく過ごせるでしょう。