住んでいた家の敷地が非常に広かったので畑を作って野菜を栽培することにしました。野菜づくりは全くの素人だったので、市内の本屋さんに行って専門書を購入することにしました。

私の住んでいた地域は北関東の山間部だったので春が遅く秋の時期は早く寒くなるところです。実質5月半ばから10月半ばまでの時期が畑を楽しめる季節です。それで主に夏野菜にチャレンジしてみることにしました。

その中でも特にハマったのがキュウリです。簡単に作り方をご紹介したいと思います。(あくまでも見よう見まね程度の技術です)

素人でもできる簡単な作物の作り方

5月初めに、幾つかのポットに種を巻いて発芽して双葉が出るくらいはまでは家の中のお日さまが当たるところで育てます。

(この時期は外だとまだ気温が低くて発芽しにくいため、家の中で育たせます。ちなみにGWの時期くらいまでは桜を楽しむことができる地域です)

その間に畑に肥料を畑にまいて耕しておきます。幾つかのポットのうち育ちが良いのを選んで次は地植えをします。夏場にあんまりキュウリばかりできても食べきれないので、私たちは6~8個ぐらい植えていました。
苗を植えたところ
【キュウリやナス、ネギなど色々植えてありますw】

この後、背丈が伸びてきたら支柱をセットします。支柱ですが、あんまり高いと収穫時に手が届かないので私はは人の丈(170センチ)程度にとどめておきました。

キュウリも育ってくると自然とつるが支柱に絡まってくれます。そうでない不安定な物はビニール紐で軽く補強してあげます。

その後は、追肥(肥料を追加して挙げる)を行いますが、私は2週間に一度根っこから少し離れた位置に円状に撒いていました。ここまで来ると半分くらい成功したと言うことができます。

キュウリが育ってきたところ
【キュウリの苗が育ってきました。この時期になると雑草との闘いです】

後は自然と開花して実を成らせてくれます。夏場のピークの時は実の成長が早いので注意が必要です。以前のプロの農家さんに聞いたところ、キュウリの出荷標準は大体18センチのことです。

つまり、あんまり大きくなりすぎても味が薄くなって美味しくありません。油断をしているとどんどん大きくなり、巨大なキュウリが出来上がってしまうので早めに採りましょう。

出来上がったキュウリとナス

こちらがわが家の畑でとれた野菜です。キュウリを畑で採ってきて水洗してから生で食べるのが最高です。「キュウリってこんなに甘いんだ!」と初めて知りました。

あまり多すぎると感じるならば花が咲いた時点で摘んでしまうと無駄な実を成らせるのを防いでくれます。わが家のキュウリも夏場は本当にたくさんできるので友人たちに差し上げていました。

こんな調子で9月頃まで続き、キュウリの実が小さくなったり変な形になってきたらお終いの合図です。キュウリを根っこから抜いて支柱を片付けて終了です。

キュウリは夏野菜の中でも比較的簡単に作ることができるので、畑は無いとしても家の敷地が少し余っているのであればチャレンジしてみられることをおすすめします。