前の記事で”田舎生活には自動車は必需品”ということを書きましたが、都市部で車を運転するよりも走行距離が非常に長くなります。

なぜなら本当の田舎では住んでいる近くに歩いて行けるものなどなにもないからです。ご近所さんの家や公民館までは行けるとしてもスーパーやコンビニまでは自動車を使わなくてはなりません。

[関連記事] 本当の田舎はご近所に便利なものは存在しない

その他通勤や学校の送り迎え、病院など生活のあらゆる場面で車は活躍します。私の住んでいた所は村の中にはほとんど何もなかったので大きなスーパーに行くのには市内まで出なくてはなりません。

年間平均25,000キロ走っていた

市内までは大体往復で50キロほどあったので、かなりの距離を毎回走ることになります。少し遠出すると1日100キロ近く走ることもあります。

そんな中で生活していると当然車の走行距離も長くなるのです。私の場合は軽自動車を購入してから(中古)4年間で10万キロを走行しました。

1年あたりに換算すると25,000キロです。仕事以外でも色々と使っていたので普通より長いかも知れませんが、これが(ど)田舎生活での一つの目安になります。

こう考えると新車を購入しても4~5年で10万キロ走行するとなると既に車はくたびれてきます。

200万円の車でも40万円の車でも走行距離は同じなので、田舎生活ではどの程度のランクの車を買うのかは年間の走行距離と痛み具合も考慮に入れなければなりません。

(一般的に言って新車で購入しても15~20万キロが限界でしょう)

田舎で生活しようと検討している方ならば、下見に行った時に不動産屋さんや近所の人(できるだけ多くの人)に年間の走行距離を聞いてある程度の目安を作っておくと、長期的なスパンで車にどの程度の費用がかかるのか理解することができます。