これから田舎暮らしを考えている方にとって「足」となる交通機関が必要です。

東京などの都市部に住んでいると基本は徒歩(あるいは自転車)とバスや電車といった公共交通機関との組み合わせで十分に快適な生活を送ることができます。しかし、田舎での生活となると公共交通機関は当てになりません。

バスも一応通っているのですが、1時間に1本、あるいは1日数本しかない路線も数多くあり、バスそのものが通っていない場所も多くあります。

もちろんどの程度の田舎度合いの場所に住むかにもよりますが、田舎色が濃い地域では車は必需品だと考えてください。

バイクは役に立つか?

バイクも多少は役に立ちますが、まずは自分の生活圏内がどの程度の範囲なのかを考える必要があります。

私の個人的な経験則としては数キロ圏内に目的地があれば何とかバイクも使えますが、雨が降ったり冬になると雪になる地域などはかなりきついと思います。

さらに田舎の国道は軽・普通車に限らず60キロくらいのスピードで車を走らせています。その中でバイクで走るのもなかなか怖いものです。

安全性や利便性などを考えると、できるだけ車に乗った方が良いでしょう。

ひとつ例外と言えるのは若い人たちがモトクロスのバイクを走らせるにはうってつけの場所かもしれません。山道などはとても楽しいと思います。

周辺環境やライフプランを考えて決定する

話を戻しますが、まずは自分の住みたいと思っている地域に基づいて生活圏内(スーパー・銀行・病院など)を考えてみてどの交通手段が最適なのかを考えると良いでしょう。→近所にあると便利なもの一覧

きっと大抵は自動車の選択肢になると思います。ただし長距離を乗るのでなく日常生活内で用いるのであれば軽自動車で十分です。

山間部などの冬場に雪が降る地方であれば4輪駆動のものが必要です。そうなると車を運転できることが必須になりますし、運転できる年齢と言う事にもなります。

もし(ど)田舎に永住することを検討してるのであれば老後の「足」になるものも確保しなくてはならないでしょう。ちなみに田舎の年配者は大抵家族(子や孫の世代)と暮らしているので、必要な時には車に載せてもらえるのであまり困らないようです。