関東圏でも山間部では冬場になるとそれなりに冷え込みます。(私の住んでいた地域はマイナス10度くらいまで下がりました)
水道管は地中から立ち上がって外の壁沿いに設置されて台所と風呂場などに行き渡っていました。水道管自体も発泡スチロールとテープで十分に巻かれて保護されていますが、これだけ冷えると水道管が凍って破裂する可能性があります。
それで、寒冷地には外(或いは凍るでろう室内の特定の部分)の水道管に電熱ヒーターを付ける習慣があります。
施工は簡単で水道管に電熱ヒーターが一緒に巻きついてあるだけです。冬の始めに外にある専用のプラグに差しこむだけでOKです。
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どの位の期間付けておくのか?
これは各地域によっても異なりますが、外にある水道管が凍結しそうな温度を目安に付けていました。(あまり早く付け過ぎても電気代が余分にかかるだけなので)
私の経験則としては、天気予報をこまめにチェックしておいて最低気温がマイナス2~3度になる頃にはプラグを差し込んでいました。
春の時期にプラグを抜く時期(よく忘れていた)は先ほどと逆のタイミングで氷点下から摂氏になる位に抜いていました。期間としては12月の中旬過ぎから3月の上旬が目安でした。
電気代ははっきり覚えていないのですが、さほど掛からなかったと思います。原理としては電気でお湯を作るのではなく、軽く温めておく程度なので電気もさほど使いません。
引っ越して初めての冬は雪かきに追われたりして忘れてしまうと大変な事になるので前もって付けておくのが無難だと思います。