山村で生活をしていて本当に怖い経験をしたことが一度だけあります。
熊を目の前で見たのも怖い経験でしたが・・)

それは目の前で土砂崩れを見た経験です。

夏のある日、カーブの多い県道を走っていたところ、突然景色を写真で撮りたくなりました。それで近くの駐車場に止めて景色を眺めていたところ・・本来は通ろうとしてた場所が突然の土砂崩れを起こしました。

ちょうどそこは山肌ののり面工事をしている最中で、二人の作業員の方が目の前で土砂崩れに巻き込まれてゆく姿を見ました。その事故は翌日の新聞にも掲載され、幅20メートルに渡る部分が崩れたようです。

作業員の方も骨折はしたものの命に別状がないということを知ってホッとしました。
土砂崩れの後の工事
【土砂崩れ後の復旧工事の写真】

崩れてきた土砂が道路にも流れているのがお分かりいただけるでしょうか?まさにここを通ろうとしていた時に土砂が崩れてきました。万が一通っていたとしたら、と考えるだけでゾッとします。

山間部は自然が豊かで気持ちも良いのですが、土砂崩れには本当に気を付けなくてはなりません。国道でも雨量が合計120mmを超えると通行止めになることがありました。

地元の人は(私も含めて)国道以外の山道のような所も通ることが頻繁にあるので、本当に注意が必要だと思いました。