田舎で生活していると時には苦労などを感じるのですが、都市部では決して味わうことのできない楽しみを得ることができます。

私が特に好きだったのは「夜のドライブ」です。仕事柄、夜遅くの帰宅がほとんどでしたが帰り道は職場から自宅まで25キロほどあり、大体40~50分かかります。

私にとっては夜の時間のちょっとしたドライブです。

運転しながら森林浴を楽しめる

人のいない国道をひたすら走り、峠道を走り抜けてから木々の鬱蒼と茂る国道を通り家に帰ります。夏場の特に雨上がりは窓を全開にすると森林の香りが車一帯に立ち込めます。

これが車内で流れるJAZZと車のスピード感(安全運転で)と相まって何とも気持ちがよいのです。

冬の時期も田舎なので夜空がキレイで本当に満天の星々を見たり、雪の降り始めは既に葉が落ちた木々の枝に雪が付いて「雪の花」を楽しめます。

田舎で暮らしていると何かと不便に感じることも少なくないのですが、東京などの都市部では決して味わえない自然の美を体験をすることができます。

私の住んでいる地域はいわゆる”観光地”で主に関東圏からのバスツアーや自動車で大勢の人々が来る地域だったので「わざわざ人々が時間を割いて遊びに来るのに、自分はここに住むことができているんだなぁ」と幸せを感じることも多々ありました。

田舎道は日中もドライブコースとして楽しめますが、夜もなかなかいいものですよ。