田舎生活のライフラインの一つに「ガス」と言うものがあります。料理を作ったり給湯器を使ったりお風呂に入る時には必ず使うものです。
私が住んでいたのは田舎の山間部に属する地域だったので一般の地域は全てプロパンガスだったようです。車で20キロ程離れた市内には都市ガスもある程度供給されていましたが、田舎では聞いたことがありませんでした。
プロパンガスの特徴
プロパンガスは都市ガスと違ってそれぞれの家が業者と契約をして持ってきてもらいます。賃貸住宅だと既に大家さんが契約していた業者があるので、そこになると思います。
大抵家の脇か裏にひっそりと置かれています。
設備はガスメーターとプロパンガスのボンベです。ボンベは常に2本置かれているのでガスが突然使えなくなる心配はありません。使用量に応じて定期的に取り替えに来てくれていました。
ボンベの取替えとは別に1月に一度ガスの検針員さんが来て数字を確認します。検針票を置いてゆかれるので使用料を確認します。引越し時に予め名義と口座引落の申し込みをしておくと便利です。
では都市ガスとプロパンガスの一番大きな違いは何でしょうか?
値段が都市ガスと比べて高い
これが一番の難点です。
私の感覚値からするとプロパンガスの費用は都市ガスよりも1.5倍程度高い印象でした。請求書を見ながら「田舎なので少々高くてもしょうがないか」と思っていました。
これは別の地(都市ガスの地域)へ引っ越してから気が付いたことなんですが、プロパンガスは業者によって単価が異なるようです。
[参考資料] 石油情報センター:全国別LPガス月ごとの単価
こちらはあくまでも各県ごとの平均値ですが、業者によっても価格は随分異なるようです。それで「何でこんなに高いのだろう」と思われたら同じ地域でプロパンガスを供給している別の業者に単価を問い合わせても良いかもしれません。
そのうえで業者を替えてもらうのも一つの方法です。