峠の頂上から市内を眺める

最初に住んでいた家から引っ越して新たな家に落ち着き何年か暮らすことができました。家の写真についてはこちらのページに載せておりますが、具体的にどんな所に住んでいたのかを紹介したいと思います。

私が田舎で暮らしていたのはこんな家

私が住んでいた家は3Kの住まいです。6畳・6畳・8畳の横並びで8畳間には押入れと板の間があります。家の壁が薄かったので外の音がよく聞こえたのと、天井と壁の隙間が空いており青空が見えました。

至って普通だったのが台所です。こちらは一般の家とさほど変わりませんでした。お風呂に関しては後から増設した跡がありました。元々は風呂なしだったのですね。

そして、お手洗いがお約束のくみ取り式です。本当に古い家というのは改築でもしていない限りくみ取りの家が多いです。村自体の下水も対して発達していないので水洗トイレのお宅は浄化水槽というのが備え付けてあります。

都市部では下水が整備されているのでトイレの汚水も下水処理場でキレイにされて流されてゆきますが、山間部に下水処理場を作るのは技術的にもコスト的にも難しいようですね。

それで各家庭で水洗トイレを使用するとなると浄化水槽というのを設置しなくてはなりません。つまり家の浄化水槽が都市部の下水処理施設の役割を果たすのです。

浄化水槽がある家庭はトイレの汲み取りと同じで定期的に掃除をしなくてはなりません。この費用は田舎独特にかかるものです。

そして住んでいた家の築年数は大体40~50年というところでしょうか。
住んでいた年月に大きな不具合が生じなかったので非常に助かりました。