前の記事で「超穴場の賃貸物件を見つける方法」について紹介しましたが、大家さんと合意に至り契約しただけで家に住めるわけではありません。

通常都市部で賃貸物件を借りるとなると全て設備も整いキレイになった状態での契約なので、即入居できると思います。しかし田舎物件はそうは行きません。

田舎物件で入居前の準備をする

まずは設備の総点検をします。

一般的に言って最近まで人が住んでいた家であればさほど問題はありません。水道の蛇口をひねってちゃんと水がでるか、ガスは問題なく使えるかなどです。

電気についても確認しましょう。家によってはブレーカーに漏電遮断機が備えついていない所もあるので、安全性を訴えて大家さんに付けてもらうか、こっそり自分で取り替えておくかのどちらかです。

私たちの家の壁が土壁でかなり汚れていたので、自分たちでペンキで全部塗ってしまいました。ホームセンターで大量のペンキを購入してテキトーに塗りました。

ペンキを塗る
【イメージ図】

プロではないのでペンキが柱にはみ出したりしましたが、お部屋が見違えるほどキレイになりました。水性ペンキでも大丈夫なので素人でも安心して使えます。

あくまでも個人契約で敷金/礼金とかはなかったので細かいところの設備は自分でカスタマイズしなくてはなりませんでした。

畳を替えてもらえなかったのでカーペットを引いたり、台所の床が古かったのでクッションフロアーなどを敷いてごまかしました。

他にも給湯器はついていなかったので自分たちで取り付けたり、お風呂の目隠しにブラインドなどを購入しました。あまりにも見違えたので大家さんに見せたら大変喜んでいただけました。

田舎暮らしには多少のDIYは必要

もし個人間で田舎の賃貸物件を借りようとするとなると多少のDIYは必要になるかもしれません。「しょうが無いのでやる」というよりか「楽しみながら」できる人にはおすすめの選択肢です。

DIYの費用も若干かかりますが、敷金/礼金を払うよりもはるかに安いですし、自分が納得すればやらなくても良い部分も多いので金額的にはあまりかからずに済むと思います。逆に大々的に改修が必要な物件は賃貸としては望ましくないでしょう。