田舎のおばさんとの会話
【イメージ図】

田舎暮らしはとにかく人との付き合いが濃厚と言われています。よく言うと親切で悪く言うとお節介とも取れるかもしれません。

私の場合は周囲の人が「外部の人」というスタンスで付き合ってくれていましたが、それでも都会よりも十分に人々との温かなふれあいを楽しむことができました。

※このくらいの距離感がちょうど良かったのかも知れません ^ ^

近所のおばさんに気に入ってもらえたらしい

近所の人はほとんどが年配者だったのでずいぶん親切にしてもらった記憶があります。特に裏に住んでいたおばさん達には気に入ってもらったらしく、野菜などをよくいただきました。

お返しにいただいた野菜を使って料理を持って行ったりもしました。

道を歩いていても子どもたちはきちんと挨拶をしてゆきます。都会と比べても気軽に声を掛けたりする習慣はまだ残っているようですね。

まあ周囲の人はこちらのことを「都会者」と見るわけですが、コチラもそれを否定せずに村の人たちに何でも教えてもらうつもりで接すると親切にしてくれました。

村の人たちも好奇心が旺盛ですが、ある程度こちらの情報も自分からひと通り話しておけば、好奇心も満たされるようなのか、その後はあまり根掘り葉掘り聞いてくることはありませんでした。

田舎にはもてなしの気持ちがある

田舎の年配の人たちは今でも「もてなし」の気持ちを持っています。
伺うとまずは家にあげてくれてお茶を出してくれてから「今日は何しに来たの?」と聞いてきます。

道を歩いていてもこちらから積極的に挨拶をして、作っている農作物を褒めると「持って行きや」と言って野菜をおすそ分けしてくれたりします。

私は日常生活の中でのちょっとした温かい交流が楽しかったので、これも田舎生活の醍醐味だと思っています。

都会から引っ越してきた人はいつまでたっても「都会者」ですが、それはそれで悪いことではないと思っています。自分でも協力できることとそうでないことを予め言っておけば大抵は受け入れてくれます。

それを承知で付き合ってくれる人も少なくありませんので、大切なのは「こちらのスタンス」かなぁとも思います。

田舎の人たちは基本的に「おおらかで親切」と言うのが私が接してきた人たちの印象です。