一体どんな人が田舎暮らしに向いているのでしょうか?最後の一つ以外は絶対条件ではありませんが、どうぞ参考にされてください。
人付き合いが好きで上手:田舎は都会と違って近所や地域の人付き合いが非常に濃いので「田舎でのコミュニケーションスキル」が求められます。
一般的に言って都会の会社組織で人付き合いを上手くこなしてこられた方たちは問題のないレベルに該当すると思います。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、コツをつかんで上手に順応することができるでしょう。
気持ちが大らか:よく言うと気持ちが大らかですが、細かいことを気にしないとか「いい加減」とも言うことができます。
田舎の人間関係は都会の人から見ると過干渉と思われるほどですが、その理由は「田舎は今まで相互扶助で成り立ってきた」からなのです。それで、多くの場合は善意で世話を見てくれようとします。
また田舎の人のほうが人に対する関心が強いので「うわさ話」は日常茶飯事だと思ってください。そういうのをあまり気にせずに適当に受け流せたほうが余分な神経をすり減らさずに済みます。
不便さを割り切れるか:田舎で生活しているとちょっと卵を買いに行くにしてもスーパーまで車を走らせなくてはなりません。都市部のように歩ける距離で何でも揃っているというのはまれなパターンです。
他にも天候によっては家の雪かきや修繕などをしなくてはならない事が生じます。そんな時に都会に帰りたくなるのか「自分も自然の一部なんだ」と青空を見渡せる余裕が持てるかによっても長続きするかどうか違ってきます。
田舎でやりたことが沢山ある:せっかく田舎へ移住してもやりたいことがなければ家に引きこもりがちになり、都会で生活しているのとさほど変わりません。
具体的にやりたいことが多くあればあるほど田舎暮らしも充実したものになるでしょう。
虫を気にしない:これは必須事項ではありませんが挙げてみました。
「できればその方が良い」という程度のものです。
虫を気にする人でも田舎ではやって行けますが、過剰に反応するようであればちょっと考え直しても良いかもしれません。よっぽど奥深いとこに行かなければ,見たこともない虫には遭遇しないと思います。
田舎暮らしの目的が明確である
やはりこれば一番大切だと思っています。
重要なのは田舎で暮らしたいといった漠然としたものではなく、具体的に何をしたいかということです。この点がはっきりしていれば、人付き合いや虫が多少苦手だったとしてもやってゆけます。
目的があれば「田舎生活を始めるだけでなく、続けることができる」からです。それで「自分は田舎暮らしに向いているかどうか」考えるのも悪くありませんが、まずは田舎へ移住する明確な目的を見定めるのが先決です。