夏の海をサイクリング 冬のスキー場

週末のみ田舎で生活する方の他に夏や冬だけ季節限定で暮らされる方もいることでしょう。

既に会社を退職されていたり、あるいは個人で事業を営んでいたりして生活にある程度の自由が利くタイプの方が多いと思います。最近ではネットのみで仕事を行われている方もいらっしゃるので、以前よりも田舎生活の選択肢の幅が広がっています。

では夏冬だけ田舎暮らしをしたい方にはどんな理由があるのでしょうか?

季節限定で田舎に暮らしたい人の理由

例えば夏であれば、高原の地域で生活をして涼しい夏を過ごしたい方たちもおられるでしょう。冬であれば比較的暖かい地域で暮らしたり、冬のレジャー・スポーツを楽しむために寒い地域に行かれるかもしれません。

一般庶民からすると季節に合わせて暮らす場所を選ぶことができるのはある意味で贅沢なのかもしれませんね。そうなると自分の本拠地と季節に合わせた家の2つが必要になるからです。

しかし季節限定で住む家は必ずしも購入する必要はなく、賃貸でも構わないと思います。実際に以前私が住んでいた村では冬の時期だけ家を借りて毎週末になるとスキーに来られている方たちがいました。

その家は2Kで家賃が3万円だったので×4ヶ月=12万円とかなりお得でした。きっと素泊まり感覚で用いていたのでしょう。

季節限定の賃貸だと安上がりに思えますが、生活に必要な家具を揃えなくてはなりませんし、退去する時にはそれを片付けなくてはなりません。

意外とこれが面倒なので、ワンシーズンの賃貸に掛かる手間や物件の購入費用と比べて検討してみて購入に踏み切る方もおられるでしょう。いずれにしても夏/冬の別荘を持とうという方たちは金銭的には困っていないのであまり悩まないのかもしれませんが・・

住まない季節はどうするのか?

別の問題として夏/冬のみに来るとなると他の季節はそこに「住まない」ことになるかもしれません。例えば一戸建ての家で考えてみましょう。

夏だけ住む高原の家であれば冬は雪が多く降ると思うので、あたり一面も家も雪で覆われることになります。地域によっては屋根の雪下ろしなどが必要な場所もありますので、雪の降る地域では家の形状や耐久性なども含めて確認しておくと良いでしょう。

どの地域に住むとしてもマンションのような形式であれば管理などはほとんど心配ありません。管理費がかかる分割高に思えることもあるかもしれませんが、自分が住んでいない時に家周辺の手入れが必要ないというのも大きなメリットです。

いずれにしても季節に応じて田舎暮らしをするのであれば、ご自身の目的に応じて住まいを決められると良いでしょう。