田舎の村は日中は老人たちばかりで若者たちはほとんど見かけないのですが必ずと言っていいほど夏祭りの時期になると本当に多くの若者たちを見かけることがあります。

村内の若者人口が突然膨れ上がるので「どこにこんなに若者たちがいたんだろう?」と驚くのですが、理由は大きく分けて2つあります。

村内外の若者たちが結集するのが夏祭り

1つは元々村にはある程度の若者人口があるということです。

日中は老人たちしかいないように思えますが、若者たちは市内に仕事に出かけているので単に見かけないと言うことです。夜になれば仕事が終わり家に帰るのでしょうが、その人たちを見かけることはまずありません。

別の理由は村外や都市部に出ている若者たちが夏祭りの時期(お盆休み)にはちょうど帰省で戻ってくるタイミングなのでしょう。

それで期間限定で村には若者人口が一気に増えるのです。私は村祭りには参加しませんでしたが、車で近くを通ると法被(はっぴ)姿の若者(おっさんたちもいた)を見かけることがありました。

確かに地元の人達の話を聞くと、孫が大学に東京に行っているとか、次男は県外に出ているとかいう話を聞くことがあったので、家族親戚の若者たちが集まると随分な人数になるということですね。

村にきちんとした産業や仕事があれば若者たちも自然の素晴らしい田舎でずっと過ごせるのにと思いますが、きっとそれは実現しない夢なのでしょうね。