パソコンとデスク

田舎暮らしをする上で最大のデメリットは田舎には仕事が少ないことでしょう。人間関係や自然の厳しさなどをクリアしたとしても仕事がなくては生活が成り立ちません。

恐らく田舎暮らしを検討したことのある方にとって、決断できなかった理由が仕事の問題だと思います。それ程田舎には仕事がありません。

バッサリ言って、基本的に村内には仕事は存在しないと思って間違いないでしょう。仮にあったとしても時給700円台のスーパーの仕事や季節限定の農作業では家族を養ってゆけません。

役場などの仕事や地元の小さな会社はコネで採用が決まります。親類縁者でないと就職の機会はありませんので、村内には正社員のような雇用はほぼ存在しないのが実情です。

ではどうやって活路を見出すのでしょうか?

村に隣接する市内で仕事を見つけるのがコツ

こちらの記事でも書いたように村に隣接する市内まで仕事をしに行くのがコツです。隣接する地域までは車での移動になります。

田舎ではどこに行くにしても車での移動なので職場まで仮に30キロ程度離れていたとしても車で1時間以内で通うことができます。

車で1時間というと都会に住んでいる方にとっては遠く思えますが田舎ではこれが日常です。むしろドアtoドア(家から会社に到着するまで)1時間であれば通勤距離としてはまあまあです。

信号の少ない田舎で1時間運転するのはさほど疲れませんし、空調設備が整ったプライベートの空間で音楽を聞きながらのドライブなので快適です。

それで山村部に位置するような田舎に住むことを検討しているのであれば、仕事の有無を検討する上で「市内の仕事」を基準としてみることをおすすめします。

都市部でも通勤1時間というのは普通なので、田舎でも幅を広げてみれば意外と仕事は見つけやすいかもしれませんね。