【イメージ図】
田舎といっても様々な地域があります。役場周辺の商店や銀行が並んでいる地域や、農家や畑または住宅から成り立っている地域、そして僻地になる各部落です。
各部落というのは国道や道から少し中に入った所に数軒~数十県の規模で家が密集していたり点在している地域のことを指します。
部落には大抵地元独特の名前が付けられており、住んでいる人の苗字も同じだったりします。元をたどると親戚一同なのかもしれません。
部落から更に奥地にも家が点在している
部落から更に舗装されていない山道を走ってゆくとほとんど山奥といえるようなところにも家がありました。私も以前に行ってみた経験があります。
【動物よけのネットがある門を抜けてさらに奥地に入ります】
そこの地域は山中に数件だけ家が点在しており、夏場だけそこで暮らして冬になると下の部落に戻るというようです。
一体どうやって生活しているのだろう?と私は思いました。
一応基本的なライフラインは通っているようです。確かに電気さえ通っていれば、あとは湧き水とプロパンガスと汲みとりトイレで外界と遮断されても野菜を食べる自給自足で何とかやって行けるのかなぁと思いました。
ただし車にも乗れないようなご老人も住んでいたので、きっと家族の方が定期的に援助をしているのでしょう。
そこまでは奥深くないとしても、田舎には人里離れた場所にポツンと家が点在していることもあります。
そんな所に住んでいるご老人とお話をしたことがあるのですが、特に警戒するわけでもなく友好的に接してくれた覚えがあります。
都市生活に慣れてしまうと、まったく人のいない場所に住むこと自体が色々な意味で危険を意味するのかなぁと思いますが、田舎のご老人たちはそこまで考えないのでしょうね。