田舎の人はとにかく朝の活動が早いのです。特に夏の時期は畑の仕事があるので朝の活動が早まります。
私の家の向かいは畑になっていましたが、朝の6時前には既に畑作業を始めており、わが家のすぐ横手で大きな声で話を始めます。
「まだ6時前なのでもう少し静かにしていただけませんか」と言いたかったのですが、その張本人は大家さんだったので中々言い出せませんでした。
村の標準では6時が起床時間(らしい)
さらに朝の6時になると村の放送が始まったりするので、きっと村の基準では6時は起床時間だったのでしょう。しかし、夜遅くまで仕事をしてゆっくり寝ていたい私にとってはたまりません。
朝のざわめきに負けずに寝ていましたが・・
田舎の人は朝の時間を本当に有効活用します。朝の6時前後から農作業を始めて、NHKの連続テレビ小説が始まる時間帯に家に戻り朝食を済ませます。朝から気持ちの良い汗を流しての朝食なので美味しいに違いありません。
再びお昼まで畑作業をしたら昼食と長いお昼寝が待っています。昼の休憩時間は長く、年配者の方は大抵お昼寝をされています。その後夕方まで仕事をして、早いと夜の8時過ぎには寝てしまわれます。
それで私の住んでいた田舎でも夜の8時を過ぎると辺り真っ暗でひっそりとしてしまいます。きっと次の人の朝に備えているのでしょう・・
このようなライフスタイルで長年暮らしてきた方たちは本当に健康的です。中には80代になっても畑仕事を楽しんでおられる方もいる程です。早寝早起きは長寿の秘訣なんでしょうね。