田舎の農家の方たちの家は建物が大きいだけでなく敷地自体も非常に広かったです。もちろん農家の規模にもよりますが、トラクターを格納する場所があったり、自宅内に作業所のようなものがあったりします。
その他農家のお宅では一般的なものとして「外トイレ」というものがあります。読んで字のごとく「外に設置されているトイレ」のことです。形式は公園や工事現場に設置されている仮設トイレのようなものです。
外トイレはなぜ存在しているのか?
私が見たことのある外トイレは全てくみ取り式のトイレでした。
なぜ外にトイレが設置されているのか農家の方に聞いたことはありませんでしたが、恐らく畑仕事をしている際に用を足したくなったら使うものなのだと思います。
しかし疑問なのは「わざわざ庭にトイレなんか設置しなくても家のトイレを使えばいいじゃないか」と思うのは私だけでしょうか?
他のタイプとしては家の壁に男性用の小便器が付いているものです、これこそ「そんな所でしないで、家に帰ったらどうですか?」と突っ込みたくなるものですが、理由は分からずじまいでした。
これはあくまでも私の推測ですが、田舎の農家の方(特に老人たち)は作業靴として足袋(たび)を履くことがあります。
普通の靴とは違って脱ぎ履きに時間がかかります。もしかすると急ぎの時に靴のまま用をたせるトイレが必要と言うことで作られたのかもしれません。
私の友人は農家の方をお伺いした時に留守だったので勝手にトイレを使っていましたが、まさか来客用のトイレということでもなさそうです・・