畑の様子

私が田舎に越してきて仕事を探したのですが、なかなか適当なものは見つかりませんでした。募集そのものが少ないので行える仕事は本当に少なかったのです。結局市内にまで出かけて仕事をすることにしました。

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通勤距離と時間との関係

職場まで車で走ると往復50キロです。これだけ見ると本当に遠く感じますが、目的地まで信号が5・6個しかなかったのと、車もほとんど走っていないので家から職場まで約40分もあれば十分到着します。

東京に住んでいても徒歩と電車を合わせると通勤に1時間かかることも少なくないので、往復50キロと距離を見ると遠く感じますが時間で概算すると1時間以内なのでさほど苦にはなりません。

経験した仕事はスーパーと農作業

しかも私がしていた仕事はスーパーで夕方から夜にかけて行っていました。市内と言えども規模が大きくなかったのでやはり仕事自体は少なく、これでもやっと見つかったという感じです。

その地に永住するわけではなかったので、正社員ではなくパートタイマーとして働いていました。市と言っても田舎に近い所だったので冬場は夜の8時を過ぎるとお客さんもほとんどいなくなります。

仕事が終わり家に帰ると夜の12時を回ることが多かったので、それだけは辛かったのですが仕事自体は暇で楽をさせていただきました。


他にしたことがあるのは畑の手伝いです。種まきの手伝いということで採用されて畑に行ったのですが、正直ショックを受けました。

働きに来ていた人たちが何というか、かなり変わっていた人たちだったのと雇い主が従業員を怒鳴り散らしながら働かせていて奴隷同様に扱っていたのが気に入らなくて短期間で辞めてしました。

田舎のような自然の豊かなところであっても人との行き交いがない閉鎖的な地域はとんでもない人を作り出す土壌があるのを垣間見た一時でした。

ちょっとネガティブな内容になりましたが、要は田舎暮らしを始めて同時に現地で仕事を探すとなると条件は厳しいということです。

それで本当の田舎で暮らそうと考えている方は、自営で仕事ができるものを持っているか、セミリタイアや定年退職後といった仕事をしなくても収入(生活費)が確保できる方が望ましいといえるでしょう。