単線の踏切

田舎へ移住にするにあたり、子どもたちの教育環境についても慎重に考えなくてはなりません。学校に関しては都市部と大きく異る部分があります。

小中学校に関しては大抵歩きか自転車で通える距離に学校が存在します。しかし村によっては学校の規模がとても小さいので1~6年まで一学級というところもあるようです。

教師もまとめて子どもたちを見るので都市部のような学年ごとのレベル形式で授業を進めるのは難しいでしょう。

田舎には塾があったとしても個人で経営しているようなものしかないので、学力のレベルに関してはあまり期待することはできないでしょう。(最近はネットでの家庭教師というシステムもあります)

中学校から高校への進学の時点で、村内→市内へシフトしてゆきます。

本当にど田舎の地域に隣接している市内というのは規模がさほど大きくないので選択肢は非常に限られます。やはり限られた中での選択なので、東京などと比べると自分のレベルや趣向にあった学校は選びづらいです。

高校以降の選択肢について、市内→県内(大都市圏)と発展してゆきます。

別に県を差別するわけではありませんが、元々東京などの大都市部に住んでいたのであれば、東京と県のレベルや選択肢の幅に関して差異を感じるかもしれません。

教育は選択肢の幅が広ければ良いというわけではありませんが、子どもと共に田舎への移住を検討するのであれば、教育の選択肢の幅の程度をきちんと見据えて決定するのが望ましいでしょう。