田舎には「変わった人たちの集落がある」と思われている人もいるかも知れませんが、私の住んでいた地域にもそれに近い所が存在していました。
客観的に見ると、「そういう人たちが地域に残ってしまった」と言うのが率直な結論です。プライバシーにも配慮しながら軽く書きたいと思います。
[参考記事] 田舎暮らしで因習の強い地域は避けるのが無難
変わった人たちがいた部落
村内の山に登るふもとに小さな部落がありました。家は大体5軒前後だったのですが、森に囲まれた場所に家が建てられていました。
お日さまが全く当たらないわけではありませんでしたが、周囲が森だったので何となく閉塞感を感じさせる地域だったのを覚えています。
住人がわずか数人のみでほとんどが中高年の方たちです。深い心の病を持っている方や、いわゆる「偏屈」な親子もおりました。
仕事がなくても自治体からの補助や自分自身が山林を所有していたりと生活が成り立つので、やりたい放題のような人もいました。そういう環境の中で育った子どもや嫁いでしまった方の話を聞くと何ともいたたまれない気持ちになりましたね。
※やっぱり具体的に書くのは止めておきましょう・・
環境による人格形成は大きいと感じています。閉鎖的な中で育ってしまったが故に社会性を身に付ける必要性を感じなくなり、自分の思い通りに生きることを覚えてしまった人と接するのは大きな負担です。
そういうタイプの人の中には資産を有している人もおり、仕事をしなくても生きてゆけるような状況が整うと「王様ぶり」に拍車がかかるのでしょう。
田舎の中でも鬱蒼とした地域は人が流出してゆく傾向にあるので、変わった人たちを作り出す土壌があるのでしょうね。今だに田舎にはそう言った地域が存在するので、住まいを決める前に周辺環境はしっかりとリサーチしましょう。