公園に浸水

田舎は自然が豊富な反面、思いもよらない仕方で自然の力を見せつけられることがあります。それが自然災害です。

山間部で特に多いのが土砂災害

田舎の中でも特に山間部の地域は自然災害が発生しやすい地域といえるでしょう。私の住んでいた地域も山間部だったので降水量が一定量まで達すると通行止めになる地域がありました。

特に台風の季節は注意が必要です。大雨に見舞われるとあっという間に通行止めになってしまいます。仕事に市内に出かけて「峠越え」をして家まで帰ってくるのですが、夜中通れなくなると最悪です。

以前に普段通っている道が通行止めになったのですが、夜も11時を超えており、いち早く家に帰りたかったのですが主要道路は通行止めになってしまいました。

仕方がないので危険を承知で、村人だけが知っているような山道を通って家に帰ってきたことがありました。

主要道路が通行止めになっているのに裏の山道なんてもっと危ないのに・・いやぁ、あの頃は若かったですね・・

今ではもうできません。

単なる警告でなく実際に起きる問題だと実感

土砂災害は決して「警告」だけの問題ではなく実際に注意しなければならないことを実をもって実感したことがあります。

山の法(のり)面工事をしている途中に突然に山肌が崩落したのを目の前で見たことがあります。自然が豊かな地域は危険と隣り合わせなんですね。

村の中でも特に整備されていない裏道は落石もあるようで、たまに通ると大きい石というか岩が道路に転がっていました。

車に当たったら大変なことになります。そう言った場所には一応「落石注意」の看板がありますが、本当に落ちてくるもんなんですね。

他にも川の増水や氾濫の問題があります。近年の異常気象によりとてつもなく大きい台風がやって来ることがありますが、予想してもいなかった河川の氾濫に見舞われることがあります。

自然災害のニュースを見ていると田舎の山間部が多いですよね。過疎地域においては費用対効果の問題もあり、そこまでインフラが整備されていない地域もあるので十分な注意が必要です。

田舎への移住者にとっては家を建てたり購入する前に地元に住んで土地勘を身に付けることや、役場のハザードマップを参考にして自然災害の被害に遭いづらい地域に家を構えるのが賢明です。